機 能

FILEminimizer Server とは

FILEminimizer Server はサーバーに格納したデータを軽量化することで膨大なストレージ容量の無駄を削減するソフトウェアです。
PowerPointプレゼンテーション、Word文書、Excelスプレッドシートだけでなく、JPG、TIFF、BMP、GIF、EMF、PNGの各形式の画像ファイル、またこれまで難しいとされてきたPDFフォーマットの軽量化にも成功、ファイルサーバー内のファイルを最大98%まで軽量化できます。また、zip軽量化などとは異なり、軽量化後も元のファイル形式が維持されるので、ファイルを編集するためにわざわざ解凍する必要はありません。たとえば、PowerPoint形式のファイルであれば、「.ppt」のまま軽量化されるため、「.ppt」形式のまま再編集することが可能です。

対応ファイル形式一覧

ファイル形式:doc ファイル形式:xls ファイル形式:ppt ファイル形式:pdf ファイル形式:gif ファイル形式:png ファイル形式:jpg ファイル形式:tif ファイル形式:bmp
DOC/DOCX XLS/XLSX PPT/PPTX PDF GIF PNG JPG TIF BMP

FILEminimizer Server の機能と特長

最大軽量化率98%で解凍不要!

Microsoft Officeファイルや画像ファイルに対して最大98%まで可能な高度な軽量化技術を採用。
これにより領域を確保し、ストレージスペースを有効活用できます。
またオリジナルのファイル形式を維持するため、解凍の必要なく、軽量化されたファイルを開くことができます。

旧バージョンまで幅広く対応!

Microsoft Office2000~2016まで対応。過去に作成したファイルも逃さず軽量化します。

プロファイルアシスタントにより、
高度な設定が可能

個々の環境やデータ状況に柔軟に対応する軽量化プロファイルを作成することができるため、軽量化対象のファイルタイプ、サイズ、日付けなどを効果的に組み合わせて軽量化可能。
また、軽量化プロファイルは個別ファイルレポートとして、生成されます。

効率的な軽量化処理

スケジューリング機能により、深夜や、週末に処理させることが可能。また、軽量化処理済みや破損ファイルなどを見つけた場合もスキップして効率的に軽量化処理を継続させます。

PDFファイルの軽量化機能

Acrobatで作成されたPDFファイル、Microsoft Officeから変換されたPDFファイル、紙の文章をスキャンし作成されたPDFファイルなどに対応しています。
AdobeAcrobat8以降で作成されたファイルを推奨し、サポートします。
(PDFバージョン1.7、ExtensionLevel3以降)
上記のバージョン以前のファイルについては、トライアルをご使用の上導入をご検討ください。

対応画像形式の拡張

JPG、TIFF、BMP、EMP、PNG形式の画像ファイルの軽量化を行うことができます。

Storage Analyzer(シミュレーション機能)

軽量化をする前に、軽量化対象のファイル数や容量、ストレージ消費量を分析し、グラフレポートにして表す機能です。
ファイル形式ごとの予想軽量化率、ストレージコストの節約状況、FILEminimizer Severを導入した場合としていない場合の容量比較、今後3年間に予想されるコストの削減効果など、サーバー管理者が運用計画を立てやすい情報を表示。

ストレージに要する将来的なコストを大幅に削減

サーバー上のファイルが膨大で、
保存や編集、バックアップに時間がかかる…

費用や設置場所の問題で、
すぐに新規サーバーの導入とはいかない…

サーバーの空き領域を確保したいが、
必要なファイルばかりで捨てられない…

サーバーの軽量化を業務時間内に
行うことができない。

データ転送と
バックアップの効率化

サーバ上のファイルを直接軽量化することにより、ストレージコストとデータ転送コストを削減。
サーババックアップに必要なスペースも削減され、バックアップ時間の短縮も実現。

グリーンITとエコ効果

省ストレージで、サーバ追加の場合と比較して、企業全体での省電力とサーバ冷却コストが劇的に節約。

スケジューリングが可能

スケジューリング機能を利用することで、深夜や週末など指定した時間帯で軽量化プロセスを実行。

軽量化すると画像の質はどうなるの?

FILEminimizerなら、容量を62%軽量化してもほとんど見た目は変わりません。
(画像クリックで本来のサイズの画像が確認できます。)

元画像
1,254KB

軽量化画像
465KB